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院長のひとりごと

手首の痛み

2018.05.31 | Category: スポーツ障害,葛飾区東金町,葛飾区水元,葛飾区金町

みなさんこんにちは!

 

手関節の骨折や脱臼は見逃されやすく、ただの捻挫として診断してしまうことが多いです。

そのため治療の期間が長期になってしまったり、機能障害を残したり、予後が不良となってしまうケースが多いと言われています。

よって慎重に診断を行っていく必要があります。

 

手関節や指は、骨、筋、靱帯により構成された複雑な構造をしています。

それにより巧緻性運動を可能にしています。

手首の障害は、利き手、職業、スポーツ、外傷歴など問診もしっかりとることが誤診をしないために重要になります。

 

今回お話しする、「TFCC損傷」とは、三角線維軟骨複合体損傷と言われています。

三角線維軟骨(関節円板)、手関節尺側側副靱帯及び、掌側と背側の橈尺靱帯などを含む尺側支持機構を三角線維軟骨複合体(triangular gibrocartilage complex (TFCC)と言われています。

 

このTFCCは、手関節尺側の衝撃を吸収するクッションの役割と遠位橈尺骨間の動きを制御するスタビライザーの役割をしています。

 

ではなぜ、損傷してしまうのでしょうか?

転倒などで強く手を衝いた際や手関節から前腕に強い捻じれの外力、特に回内力が加わった際に発生します。

また、手関節の使い過ぎや変性がある場合の軽微な外力で発生することもあります。

変性の場合は、尺骨突き上げ症候群に合併して生じることが多いと言われています。

 

症状としては、手関節の尺側の疼痛と手関節回内回外運動時に疼痛とクリック感を訴えます。

さらに尺屈すると疼痛が増強します。

尺骨頭と手根骨間に圧痛があり、TFCCストレステストが陽性になります。

このテストは、TFCC損傷の有無の鑑別に使われます。

この損傷には、外傷性断裂と非外傷性の変性断裂の2つがあり、これらの損傷の有無を鑑別するのに用いられます。

陽性の場合は損傷の疑いがあります。

1、まず、肘屈曲位、前腕中間位にします。術者は一方の手で患側上肢前腕を、片方の手で患者の手を保持し尺屈強制させながら前腕を回内外させます。

この動作にて、手関節尺側部に疼痛又はクリックが誘発されたら陽性となります。

2、患者さんの肘関節を屈曲位にします。術者は一方の手で患側上腕前腕を他方の手で患者さんの手を保持し前腕を回内又は回外し、尺屈強制をします。この動作にって、手関節尺側部に疼痛またはクリックが誘発されたら陽性となります。

 

合併症として尺骨茎状突起骨折がある場合は、関節の不安定性があります。

 

治療法としては、原因となる動作の中止と、局部の安静を図り保存療法を行います。

改善がみられない場合は観血療法の必要があります。

 

葛飾区水元、東水元、金町にある、水元鍼灸院接骨院では、TFCCでお悩みの方の治療を行っています。

 

当院へのアクセス情報

所在地〒125-0032 東京都葛飾区水元3-4-6
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電話番号03-5876-6222
休診日日曜・祝日